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【レシピ作者さんコラム#2】子どもや家族の健康のために。サチsachi♪さんが案内する食育はじめの一歩

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タッフがお会いしたレシピ作者さんの知恵や活動内容を自ら紹介していただく

レシピ作者さんコラム第2弾(前回はこちら)。今回は昨年のThanks Partyでスピーチいただいたサチsachi♪さんに執筆いただきました!

サチsachi♪さんはクックパッドにレシピを投稿されているほかに、上級食育指導士としてママさん向けの食育講座も開催しています。食育というテーマに興味を持たれたきっかけや、おすすめの資格など、美味しいだけでなく体も喜ぶお料理の世界にグッと引き込まれるコラムを書いてくださいました。

 

cookpad.com

「食育」への興味が深まったきっかけ

withCooksをご覧の皆さま初めまして。サチsachi♪と申します。

レシピ開発、料理教室・離乳食講座・食育講座の開催、食のコラム執筆、レシピコンテストの審査員、レシピ本への掲載、ラジオ出演etc…

異業種で働きながらSNSにお料理投稿していた事がきっかけとなり、「で人に喜んで頂く」という夢のような機会を、お蔭様で得ている今があります。今日は、そんな私が「食育」について、関心が深まったきっかけをお話したいと思います。

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それは、「今、体に必要な物が分かる本能が人には備わっている」と実感する機会が、特に妊娠を機に増えた事です。「味覚」を中心に、食育への関心が広がっていきました。

食育を学び始めたきっかけは、「美味しい+体も喜ぶレシピ」を前提としたい。という想いからです。「食育指導士」の資格や、フランスの味覚教育の第一人者「ジャック・ピュイゼ博士」から『子どもの感性をひき出す味覚教育』を学びました。

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既に興味が芽生えていた分野ですが、実体験で更に関心が高まりました。

例えば、ツワリです。何も食べれない日が続く中、頂いたクルミのお菓子が非常に美味しくて、買いに走った事があります。調べてみると、丁度「赤ちゃんの脳ができる時期で、クルミは脳の成長に役立つ食材だった」と知りました。母子を守る為に今必要なもの・不要なもを、体が教えてくれているのだなと、強く感じた出来事となりました。

また、我が家においても、先日、驚くことがありました。娘が胃腸炎でぐったりしていたのですが、彼女が欲した幾つかの食べ物を与えた直後の回復力の速さです。理屈は知らずとも、必要な物を本能で感じて、伝えてくれているんだなと。改めて、人が持っている潜在能力に驚かされました。子育て初心者で未知な事ばかりですが、1歳の娘は、驚きと感動をくれる食育の師匠のような存在です。

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生まれつき持っている「生き抜く力」をまもり育む食を

離乳食が始まり衝撃を受けた事があります。それは、一見、赤ちゃん想いで良さそうなパッケージが多いのですが、原材料には、海外で使用制限がされている、人工甘味料トランス脂肪酸(マーガリン・ショートニング等)を使用している商品が多いという現実です。

我が子に安心して与えられる物を選別できる最低限の知識は持っていたいと感じるようになりました。同時に、パッケージをみて我が子に良い影響がありそうだと思って購入する方も多い現実を目にしてきました。

出逢ったママさんが我が子を想う眼差しに、いつもどの方にも、尊敬とステキだなぁという美しさを感じる瞬間があります。

誰もがきっと、妊娠・出産・育児の中で、命がけの本気の覚悟をする瞬間・とてつもない喜び・我が子が宝物だと心底感じる瞬間があると思っています。

だからこそ、大切な子ども達が未来も健幸に生きられるように。食の環境を整えるという形で、我が子を想う気持ちが、多くの家庭でも実るように。お手伝いができたらいいな、資格等を通じて知った事を共有していこうと思い、娘が生後3か月の時から講座を行うようになりました。

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写真は、マタニティ&産後ママ・パパ向けの「離乳食講座」です。子どもが泣いても、遊んでいても、走りまわってもOK!私も授乳したり、抱っこしながら講義しました。

その他、手作りおやつを食べて頂きながら、食に関する日頃のもやもやを解決したり、お料理したくなるような充電ができる「食育講座」を毎月開催しています。

 

また、ママさん向けのサイトでコラムを掲載しています。

(ママハピ:https://www.mamahapi.jp/usefull/happyrecipe20180710/

 

そして、6月には料理研究家の皆さまと「初夏のおもてなし」でお料理を振舞う予定です。

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受講して良かった!食育のオススメの資格

子どもや家族の健康に役立つ勉強をしたいけど、何かいい資格あるかな?と聞かれることがあります。オススメを2点ご紹介したいと思います。

1つは「食育指導士」です。食育に関する基礎を、第一線でご活躍されているプロから、1日で学ぶことができます。受講価格も受講時間も手軽で、とてもお勧めです!

尚、しっかりと深く学びたい方には、「上級食育指導士」もオススメです。こちらは、地域や学校などで食育を広めるリーダー養成講座です。栄養素、消化吸収、代謝生活習慣病、児童心理学、食品機能、食文化など、幅広い分野を、大学の教授や医学博士、料理番組やスポーツ栄養学の指導者等、第一線でご活躍されている複数の先生から、みっちりと数日にわたり学ぶことができました。

家庭料理で、家族の健康を応援!

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資格の2つ目は「和漢薬膳食医(旧:国際薬膳食育師)」です。

薬膳って何だろう?気になるけど何も知らなくて。という状態から受講したのですが、特に「3級」は、通信教育で時間に融通もききますし、価格も手頃で、レシピもついているので参考になると思います。

私が受講を希望した理由は、家庭料理で、家族の健康を応援できるようになりたい” ‟東洋医学の理論に触れてみたいと思った為です。個々の体質の見極め方を知り、日本の食事に取り入れやすい形で学べそうだと思い、こちらの資格を選びました。現在1級資格を修了した所なのですが、2級以降は調理実習もあります。

上記とは別に、古典医学や、世界で活躍している医学博士の講演など、機会があれば、様々な立場の方の考えに触れるようにしています。学ぶほど興味が高まるばかりです!

「健幸に花を添える」レシピを夢見て・・

「赤ちゃんが泣いてしまうので、小松菜を茹でる事さえできない。お湯を沸かしている間に泣いてしまうから。」

産後の困り事として、乳児を抱えながら言ったママさんの言葉がとても印象に残っています。深くうなずいてしまう言葉であると同時に「こんな工夫の仕方があるよ!」という内容をレシピにして共有していこうと思いました。

 

産後の私が、現在テーマにしているのは、赤ちゃんが泣く前にできるごはん”‟愛情を時短という工夫に変えてです。

 

調理時間を含めて、家族も作り手も、楽しく!できたらと思っているので、一時も離れることが難しい赤ちゃんを抱えた状況では、「調理できなくてもいい」と自分に言い聞かせるようにしていました。その上で、愛情を時短という工夫に変えてをテーマに、工夫しよう!と日々試行錯誤を楽しむことにしました。

結果、段々と手際よく作れる事も増えて、毎朝しっかりと朝食を作り、離乳食やおやつも、日々、手作りで通す事ができました。好評だったものを忘れないようにレシピにしています。同時に、小さな事でも、いつかきっとこの経験が、誰かの役に立つといいなと願いを込めています。

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このコラムを執筆している時点で、456件のレシピを投稿しているのですが、今後も、子どもの成長・ライフスタイル・体調・知識・経験等の変化に合わせて、レシピの味も質もテーマも少しづつ変化していけたらと思っています。
我が家の食卓から生まれたレシピや、学んだこと。出逢ったステキな食材・生産者さんの事などを、レシピを通じて綴れたらいいなと思っています。それが、巡り巡って、ご縁のある、どこかの誰かの健幸に花を添えるような種になることができたら、とても嬉しいです。
レシピを通じて人と幸せに繋がる機会や、人生に夢のようなチャンスの種をいただいたクックパッドさんにも、とても感謝しています!

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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまに沢山の幸せがありますように・・!!!
これからも、どうぞ宜しくお願い致します♪

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サチsachi♪さん、ハートフルなコラムをありがとうございました!資格で得た知識や日頃のレシピを通じて、誰かの役に立ちたいという想いがとても伝わってきました。クックパッドも活動の一環になっているようで、嬉しい限りです。この連載では、今後も皆さまにシェアしたいレシピ作者さんの知恵や活動紹介をコラム形式でお届けしてまいります!

 

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