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【インタビュー#1 】学生時代、インドでの生活、そして母として。料理研究家桑原田陽子様が振り返るお料理とクックパッド

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ユーザーの皆さまのクックパッドにまつわる素敵なエピソードを紹介するクローズアップコーナー。今回はクックパッド歴10年の桑原田陽子様にお話をお伺いしました。料理研究家として活動をスタートした現在も、初心者時代から愛用してくださるクックパッドは「お料理の辞書のような存在」とのこと。インドにお住まいだった時期もあり、海外生活ならではのクックパッドとの思い出や、料理研究家としての今後の目標もお話してくださいました。

 

 お料理初心者だった頃にクックパッドを選んだ理由は

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ーーまずは、お料理をするようになったきっかけから教えていただけますか?

大学に入学したときに、最初学生寮に入っていたのですが、そこで出てくるごはんがカロリーの高いものが多くて、太ってしまったんです。そこで健康管理のために自炊を始めました。1年後には学生寮を出て一人暮らしを始めて、そこで友達を呼ぶようになったので料理を振舞う機会が増えましたね。せっかく友達に振舞うのであれば、おいしいって言ってもらいたい、相手を喜ばせたい、というのが自分の原動力で、料理を続けられたきっかけでした。

 

とはいえ料理は初心者で焼き方も全然知らない状態で。一番最初は料理の基本が書かれた本を読みました。ただ、料理本に書かれたレシピってプロの方が書かれているじゃないですか。初心者だった自分にとっては、プロのレベルに届くのか、という不安がありました。一方でクックパッドの場合は、一般の方が投稿されたレシピが掲載されているので、なんとなく「自分でも出来るんじゃないか」と思わせてくれる媒体で、そこがクックパッドの魅力だと私は思っています。

憧れの料理研究家がお料理の後押しに

クックパッドを本格的に使うことになったきっかけは、料理研究家のみきママさんのブログでした。みきママさんの紹介している料理は、節約を意識する中でも家族の趣向も栄養面も考慮されていて、食べ盛りの子どもたちが満足するボリュームで作られていたり。とても家族のことを思っている料理だなと感じて、ブログのファンになりました。

 

みきママさんもクックパッドにキッチンを持っていて、ある時期からクックパッドのレシピのリンクに飛べるようになって、私も本格的に使うようになりました。私も当時から子どもが大好きで、そういうのを見て、私も将来こういう主婦になれたらいいなって。家族のことを想って、大切な人のために料理を作りたい。こういう笑顔を見たいなと思いました。お子さんがご飯を食べて喜んでいる姿を写真に収められているのも素敵で、私も将来家族のことを想って、大切な人のために料理を作りたい。こういう笑顔を見たいなと憧れの存在になりました。

 

その頃から始まって、私の人生の節目節目でクックパッドさんにはお世話になってきました。結婚をする前主人に初めて料理を振る舞ったとき、主人の両親に初めて料理を食べて頂いたとき、息子のお食い初め、息子の1歳の誕生日、などなど。慣れている料理を作るときでも、特別な日は必ずと言って良いほど、クックパッドさんを拝見して復習した上で料理をするということをしてきました。クックパッドさんがいなければ、人生の節目のイベントも上手く乗り越えられなかったと思います。本当にクックパッドさんには感謝の気持ちで一杯です。

野菜の大きさも保存状態も日本と大違い。インドでのお料理事情

桑原田様は2年前に結婚され、ご主人のお仕事の関係で数か月間インドで生活されていました。このことがのちにお料理にまつわる活動の転機となります。

結婚してすぐ主人のお仕事の関係でインドのデリーに住むことになりました。常に40度くらいある気温も、しょっちゅう停電して暑いのにクーラーが使えなくなることも驚きでしたが、食材の違いがとても衝撃的でした。


野菜の大きさが全然違うんですよ。人参なんてだいぶ細いですし、逆にかぼちゃは中にはスイカくらい大きいものもありました。そしてインドの包丁が正直なところ日本の包丁と比べて、おもちゃの包丁なんじゃないかというくらい切れ味がすごく悪くて。なのでかぼちゃが届いたとき、この大きなかぼちゃをおもちゃのような包丁でどうやって調理したいいのかと思いました。レンジに入れたら良いのでは?と友人にアドバイスをいただいたのですが、そもそも大きすぎてレンジにも入らなかったんです。仕方がないので、包丁を刺してみたら、なんとスッと入ったんですよ。切ってみると日本のものに比べて色が薄めで、調理すると冬瓜のような見た目になって驚きでした。


インドでも基本的には和食を作ろうとしていたので、かぼちゃも煮付けにするつもりだったのですが、「かぼちゃではなくこれは冬瓜なんだ」という発想で、何か違う調理方法はないかと思ってクックパッドで調べるといった具合に使わせていただいてました。こんな状態で売られてしまうの?と思う食材も多々ありましたが、じゃがいもなんかは、日本より質がいいのではと思うくらいおいしかったです。売られている食品の大きさや保存状態が日本とはまったく異なる環境下で、手に入れた食材の状態に合わせて検索していました。

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現地滞在時に撮影されたお野菜の写真。調理前ですが、たしかにかぼちゃがやや透けています。

インドでの経験がきっかけで和食の魅力を世界に発信することに

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日本に戻られてからは、料理研究家としての活動をスタート。その一つとして、BBC Good Foodの雑誌に掲載されている料理を日本風にアレンジしたレシピや、和食のレシピを英語でTwitter上で発信されています。そのきっかけとは?

twitter.com

現地の方にお料理を振る舞う機会はなかったのですが、日本や外国の外交団の方にときどきお互いに料理を振る舞ったりしていました。ある時、イギリスの方がいらした際に豚の角煮を作ったのですが、それをすごくおいしいと言ってくださって。ああいった日本特有の甘辛い味っていうのが意外と受けることに驚きました。

また、それ以前にも高校生の頃、マレーシアにホームステイをした際に、肉じゃがを作ったらとても好んでくださったことがあり、こちらも甘辛い味だったということもあり、和食独特の甘辛い味が外国の方に受けるということをインドで再発見しました。そこで、日本の食材や調味料に興味関心を持っていただいて、日本の健康的な料理をもっと知っていただけたら、という思いから現在の活動を始めました。

一つは、BBC Good Foodの雑誌に掲載されている料理を日本風にアレンジしています。例えば、ミートボールラザニアのミートソースを作る際に、みりん、味噌、昆布だしを加えたり、ホワイトソースを豆乳で作成してみたりすることで日本の要素を加えた料理を作成しています。日本特有の調味料や食材等を加えても、見た目はほぼ雑誌掲載の料理と同じものを作れるということをお伝えすることで、外国人の方に日本特有の調味料や食材に興味を持って頂けるのではないかとの思いから、このような活動を行っています。

 こちらの活動を通して日本食に興味を持って下さった方に、純粋な日本食を知って頂ければなと思い、こちらも英語で紹介しています。海外の方にもっと日本食に興味を持っていただけたらいいなと思いますね。

大切な人に振る舞いたい家庭料理を伝えるために。料理研究家としてのYoko☆☆様のこれから

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当日は離乳食メニューなど、日頃の食卓に関する資料をお持ちいただきました。野菜の種類を多く取り入れることを心がけられているとのこと。

ーー今後の夢や目標はありますか?

家族の健康管理をしている人や、いつかする可能性のある人の助けになれるような料理家になりたいと思っています。そのために、今年食生活指導士の資格を取得して、オンラインの料理教室を始めました。理由としては、結婚して家族の健康管理をするようになり、さらに自分自身が妊娠して出産して子育てをするにあたって、食生活が大切だなってあらためて感じたんですね。それで、家族の健康管理をしている人や、将来妊娠出産をする可能性のある女性の方々に、より良い食生活の大切さをお伝えしたくて、料理教室をしたいと思いました。


オンラインの教室にした理由は2つあります。1つは初心者でも気軽に受講出来るものにしたかったということ。もう1つは忙しい人が多い時代なので、受講する方の身支度する時間や移動時間を省けた方が良いのではと思ったんですね。私自身も小さい子どもがいるので、子どもとの時間を大切にしたいというのもあります。

 

また、自身の妊娠を機に、妊娠前から食事で健康管理をすることの大切さを知ったので、必要な栄養素が取れているかを手軽に確認出来る、手帳のようなツールをいつか作れたらなと思っています。妊婦の栄養不足が、低出生体重児につながる大きな要因の一つになっているということを聞いて、問題意識を感じています。なので、少しでも食生活の見直しも促せる料理研究家になれたらなと。私にとってクックパッドが何かあったらすぐ調べられる存在であったように、日々の食生活を確認したいと思ったときににいつでも寄り添えるようなものを作れたらなと夢を持っています。

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人生の中でたくさんの節目のイベントや、インドでもクックパッドを使ってくださっていたとのこと、そして料理研究家としての今後の夢をお聞きして、スタッフとしてとても嬉しい気持ちになりました。

 Voiceコーナーでは、これからもユーザーさんのお料理とクックパッドにまつわるストーリーをご紹介する予定です。

↓桑原田陽子様のキッチンやFacebookのオンラインお料理教室の情報はこちらからぜひチェックしてみてくださいね♪

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